
シロカの「おうちいろり」は、5つのプレートでさまざまなメニューが一台で作れる万能調理器です。
シンプルでおしゃれなデザインですが、「本当に使いこなせる?」「お手入れは大変じゃない?」など気になるかもしれません。

シロカ 【グルメカタログの特典付き】 グリル鍋 おうちいろり SQ-D151D-K (土鍋あり) ホットプレート たこ焼き器 網焼き 卓上IHクッキングヒーター 土鍋 2~3人用 小鍋 家庭用 卓上 小型 長谷園 電気鍋 洗いやすい 洗える 丸型 焼肉 蓋付き ガラス蓋 siroca
¥39,600税込
この記事では、実際におうちいろりを使いながら、具体的な使い方や機能などをレビューします。
操作は簡単で日常使いしやすく、卓上での料理のレパートリーがぐっと広がりますよ。
シロカ「おうちいろり」スペックと3つの特徴

シロカの「おうちいろり」は、焼く・煮る・炙る・蒸すを一台でこなす多機能な卓上調理鍋。
コンパクトながら1200Wの高火力ヒーターを備え、家庭の食卓でもいろりを囲むような時間を楽しめます。
サイズは収納時で幅約29cm、奥行約34cm、高さ約17cmと省スペース。
コードは約2.5mと長めで、テーブル上で使いやすい設計です。
特徴1:5種類のプレートで幅広いメニューが調理できる
「おうちいろり」は、土鍋・焼き網・深皿・ボールプレート・蒸し皿のプレートが5種類も付属。
串焼きや炙り焼き、炒め物、煮込み、蒸し料理まで幅広く対応します。
伊賀焼窯元・長谷園製の土鍋は蓄熱性と遠赤効果に優れ、食材の旨みを引き出す設計。
容量は約2〜4人分で、蒸し皿を使えば同時調理も可能です。
プレートを付け替えて、卓上でコース料理のようにいろいろなメニューを楽しむこともできます。
特徴2:高火力ヒーターでおいしく焼き上げる
1200Wの高火力ヒーターを搭載し、プレート全体をすばやく均一に加熱します。
厚みのあるプレートが熱をしっかり蓄え、ムラのない仕上がりに。
約200℃を一定に保つ「ヘルシーモード」を使えば、焦げや煙を抑えながら食材の旨味を逃さず焼き上げます。
火力調整は5段階あり、調節レバーによる操作はシンプル。
さらに、焼き網使用時には油受けに水を張る「減煙構造」で、室内でも煙を気にせず炉端焼きを楽しめる設計です。
特徴3:お手入れしやすく日常使いしやすい
ヒーター部分を外せる構造で、ほかのパーツは丸洗い可能。
プレートやふたは重ねて収納でき、土鍋を除けば高さ約17cmほどにまとまります。
約2.5mのロングコード付きで食卓に置きやすく、高さを抑えた設計で視線をさえぎりません。
付属のレシピブックには全63メニューを収録しており、日々の食卓にも特別な食事にも活躍します。
「おうちいろり」を実際に使ってみた
さっそくシロカの「おうちいろり」で炉端焼きをしながら、使い方やお手入れ方法を詳しく見ていきましょう。
シロカの「おうちいろり」の使い方

箱から取り出すと、本体部品(ベース、水受皿、ごとく、ヒーターセット、遮熱板)、電源コード、深皿、焼き網、ボールプレート、ふた、土鍋、陶製すのこ、土鍋ふた、焼き網/土鍋アタッチメント、取っ手、取扱説明書、レシピブック2冊が入っています。
初めて使うときは焼き網やプレート類を洗っておきましょう。
土鍋はおかゆを炊いて「目止め」しておくと、ひび割れや水漏れを防げますよ。
まず、本体を組み立てます。
ベースを平らで水平な場所に置き、水受け皿とごとくをセットします。
水受け皿のくぼみに合わせて、ごとくの向きに気をつけながら取り付けましょう。
焼き網を使うときは、水受け皿の水位線まで水を入れます。
水を入れないと湯煙が発生し、火災や故障の原因になるので注意してください。

次に、ヒーターセット、遮熱板の順にのせます。
遮熱板に▽マークがあるので、操作部のほうに向けてセットしてください。

本体の感熱棒に、焼き網/土鍋アタッチメントの穴を合わせてのせます。
さらに焼き網の△マークを、焼き網/土鍋アタッチメントの▽マークに合わせてのせてください。
これで焼き網のセットは完了です。
火力調節レバーを「切」にし、電源コードをプラグ差込口に取り付け、電源プラグをコンセントに差します。

では、焼き網を予熱していきましょう。
使用するプレート類に合わせて、操作部の左側にあるモードスイッチを切り替えます。
「焼き網/土鍋」モードに動かしてください。
次に火力調節レバーを動かして、火力を設定します。
「焼き網/土鍋」モードの時は、保温以上の設定をすると火力ランプが点灯。
炉端焼きのときは、火力5に設定しましょう。
食材を焼く前に、焼き網をしっかりと予熱すると、食材が網にくっつきにくくなります。

十分に焼き網が温まったら、具材を焼いていきましょう。
干物は皮目を下にして焼き、焦げ目が付いたら裏返すだけ。
ピーマンやきのこ類は転がしながら焼くと均一に火が通り、厚揚げは表面をこんがりと焼けば香ばしくなります。
どの食材も、焼き目が付いて中まで火が通ればできあがりです。
もし焼き網で調理中に水受皿の水が減ってきたら、やかんなどで水を継ぎ足してください。
その際ヒーターに水がかからないように、注意しましょう。

食事の途中でも、ほかのプレートで楽しみたいときは、付属の取っ手を使って交換します。
網目に取っ手をひっかけて持ち上げると、焼き網が熱くても安全に取り外すことができますよ。
深鍋、ボールプレート、土鍋に乗せ換えれば、炒め物、煮込み、蒸し料理なども可能。
プレートを変えるだけで、まったく違う料理を続けて楽しめるのが便利です。
調理し終わったら、火力調節レバーを「切」に合わせます。
電源プラグ、マグネットプラグの順に抜き、本体を冷ましましょう。
「おうちいろり」 のお手入れ方法

「おうちいろり」をお手入れするときは、電源プラグをコンセントから抜き、本体や器具が冷めてからおこないましょう。
焼き網、深皿、ボールプレート、ふた、ごとく、水受け皿、遮熱板、ベース、焼き網/土鍋アタッチメントは水洗いできます。
絞ったふきんやキッチンペーパーで油汚れを拭き取った後、台所用中性洗剤を使ってスポンジ等で洗いましょう。
食洗機や食器乾燥器は使用できません。
一方、ヒーターセットは水洗いできないので、かたく絞った布で拭きます。
またどのパーツもよく乾燥させてから、収納してください。
使って分かった「おうちいろり」のよいところ

シロカの「おうちいろり」を使って、卓上で炉端焼きができました!
一気に焼き上げるというよりも、じっくりと加熱する印象です。
温度のムラはほとんどなく、食材の芯までしっかりと火を通すことができました。
匂いは部屋に広がりますが、今回の食材では煙が出なかったため、ヘルシーモードは使わなかったです。
操作はモードと火力を選ぶだけなので、直感的に操作できます。
また、焼き網が熱い状態でも、取っ手を使って簡単に取り外せました。
焼き網だけでなく、ほかのプレートも使いやすかったです。
深皿は加熱が早く、ステーキやすき焼きなどにも最適。
土鍋は温まるまで少し時間がかかるものの、蓄熱性が高く冷めにくいため、鍋料理や蒸し料理ではふっくらした仕上がりになります。
電気調理とは思えないほどの本格調理でした。
そして、お手入れがしやすいのも魅力です。
ヒーター以外はすべて洗えるため、調理後も各パーツを取り外せて清潔に保てます。
土鍋を除けばすべてのパーツが重ねられ、省スペースで片付けられるのもよかったです。
気になったこと:正しく取り付けないと電源が入らない
パーツが多めなこともあり、使いはじめのときはアタッチメントの位置合わせが少し分かりにくいと感じました。
安全性を高めるため、パーツが正しく取り付けられていないと電源が入らない仕様になっています。
慣れてしまえば問題なく使えますが、説明書を確認しながらセットするとよいでしょう。
「おうちいろり」で居酒屋気分!晩酌をグレードアップ

シロカの「おうちいろり」は、ただ食材を加熱するだけでなく、食べる時間を豊かにしてくれる調理器です。
テーブル上で食材を香ばしく焼き上げ、手軽におうち居酒屋の雰囲気を楽しめます。
プレートを変えて蒸し料理や鍋も楽しめ、後片付けも簡単。
家族や友人と一緒に、おうちいろりでぜいたくな晩酌を過ごしてみてはいかがでしょうか。
▼このほか「おうちいろり」 を使用したレシピも公開中!



