半熟も固ゆでもOK「エッグスチーマー」を実機レビュー！ゆで卵が失敗せず手軽に作れる

いそがしい朝やひとり暮らしなど、ゆで卵1個だけ作りたいと思ったことはありませんか？

レコルトの「エッグスチーマー」は、水を少量入れてボタンを押すだけで約10分後にゆで卵が作れます。
半熟から固ゆでまで、お好みの固さに調整OK。

実際に「エッグスチーマー」を使いながら、使い方や機能などをレビュー。
ゆで卵1個で作るレシピも、あわせてご紹介します。

簡単＆省エネ「エッグスチーマー」3つの特徴

1. ゆで卵1個だけほったらかしで作れる

レコルトの「エッグスチーマー」はゆで卵を1個だけ手軽に作れる調理器具。
火や鍋を使わずに、ほったらかしで完成します。

約10分でできるので、朝食やお弁当作りなどいそがしい朝にぴったり。
そのまま食べるのはもちろん、副菜やサラダ、トッピングなどに活用できます。

鶏卵1個のほか、うずらの卵は一度に5個まで調理可能です。

２. 少ない水で半熟から固ゆでまでOK 

エッグスチーマーは、使い方が簡単。
水を少量加えてスイッチを押すだけで、ゆで卵が作れます。

大量のお湯は必要なく、少ない蒸気を発生させて加熱。
半熟や固ゆでなど固さは水の量で調整すればよいため、時間は計らなくてOKです。

本体上部のパーツが計量カップになっているので、水の量は簡単に量れます。

3. コンパクトでお財布にやさしい設計

エッグスチーマーのサイズは、約幅6.5×高さ15.5×奥行き8.0cm。
重量は約270gで、500mlのペットボトルよりコンパクトです。

消費電力は100W 、1回の使用で電気代は1円以下。
電子レンジやコンロで作るよりも省エネで、家計への負担が少ないのも魅力です。

「エッグスチーマー」を実際に使ってみた

さっそく「エッグスチーマー」を使ってレポートします。
鶏卵でゆで卵を作りながら、使い方やお手入れ方法を詳しく見ていきましょう。

エッグスチーマーの使い方

箱から取り出すと、本体、リバーシブルトレイ、クリアカバー、計量カップ、取扱説明書が入っています。
クリアカバーと計量カップは、水ですすいでから使いましょう。

ではゆで卵を作ってみます。
計量カップに目盛りが付いているので、仕上げたい状態に合わせて水を量りましょう。

水の量の目安は下記のとおりです。
なお水温は約17～25℃が向いていて、お湯は使用できません。

	水の量の目安
鶏卵固ゆで卵	18ml
鶏卵半熟ゆで卵	14ml
うずら卵固ゆで卵	10ml

　

水を量ったら、水受けトレイに水を入れます。
計量カップには穴あけピンが付いているので、取り扱いに気をつけてください。

リバーシブルトレイを本体にのせます。鶏卵用を上にして、本体にのせましょう。

計量カップに付いている穴あけピンで、卵に穴をあけます。
鶏卵もうずらの卵も、丸みのあるほうの先端に小さな穴をあけてください。

卵を計量カップにのせて、少し押せばOK。
穴をあけたほうを上にして、リバーシブルトレイに鶏卵を1個置きます。

うずら卵の場合はリバーシブルトレイのうずら卵用を上にし、5個までのせることが可能です。

計量カップをクリアキャップに取り付けてふたをし、さらに本体にかぶせます。

電源プラグをコンセントに差し込んで電源スイッチを押すと、電源が入ります。
するとランプが点灯し、調理スタート。このまま置いておけばOKです。

使用中は蒸気口やクリアカバーが熱くなっているので、触らないようにしましょう。

途中で調理を中止したい場合は、電源スイッチを押して電源を切ります。

調理が終わると、ビーッとなって調理終了をお知らせ。
電源スイッチを押してオフにし、電源プラグをコンセントから抜きます。

クリアカバーの取っ手を持って、水滴がたれないよう気を付けながら開けましょう。
調理直後にクリアカバーに直接さわると、やけどの原因になるので注意してください。

リバーシブルトレイの取っ手を持ってゆで卵を取り出し、冷水で冷まします。
クリアカバーに卵を入れ、流水で冷やしてもOKです。

なお計量キャップは、鶏卵ゆで卵のエッグスタンドにもなりますよ。

冷ましたあと皮をむいたら、ゆで卵のできあがりです。
連続してゆで卵を作りたい場合は、5分以上あけてから使用してください。

エッグスチーマーのお手入れ方法

エッグスチーマーの使用後は電源プラグを抜き、本体が冷めてから約30分後にお手入れをしましょう。

本体外側はやわらかい布に水を含ませ、絞ってから汚れをふき取ります。
汚れがひどいときは台所用中性洗剤を薄めた水やぬるま湯に布を浸し、絞ってから拭いてください。

計量カップ、クリアカバー、リバーシブルトレイは、水洗いできます。
スポンジ類を使って洗ってすすぎ、水気をふき取りましょう。

計量カップは穴あけピンが付いているので、取扱いに注意してください。

水受けトレイの表面に白い斑点が付いた場合は、クエン酸洗浄をします。

約20mlの水に約1gのクエン酸を溶かして水受けトレイに入れ、電源スイッチを押して約2分程度沸かしてください。
電源をオフにしてお湯が冷めたら捨て、ペーパーで水気をふき取りましょう。

ゆで卵1個を楽しむ！簡単アレンジレシピ2選

1. 揚げ物やサラダと一緒に。タルタルソース

ゆで卵があれば、とても簡単にタルタルソースが作れます。
揚げ物に添えるほか、サラダのドレッシング代わりに使ったり食パンにのせたりしてもOK。

卵の旨味が感じられる、手作りならではのおいしさが楽しめますよ。

材料（作りやすい分量） 
・ゆで卵（固ゆで）……1個
・玉ねぎ……1/8個（ピクルス類がないときは1/6個）
・ピクルス（酢らっきょうや漬物でもOK）……20g
・マヨネーズ……大さじ2杯
・砂糖……小さじ1杯
・レモン汁または酢（牛乳)……小さじ1杯
・塩こしょう……少々
・パセリ（なくても可）……5g

作り方

1. 本体に材料を入れる

ゆで卵は粗みじん切りにします。

玉ねぎとピクルスは、細かいみじん切りにします。
玉ねぎは塩をひとつまみ加えてもみ、水気を切りましょう。

2. 材料を混ぜ合わせる

ボウルにすべての材料を入れ、よく混ぜ合わせたらできあがりです。

2. お酒が進む。ゆで卵のピリ辛ねぎかけ

ピリ辛なねぎだれをゆで卵にかけるだけの、簡単スピードおつまみです。

コチュジャンの辛味やにんにくの香りが、食欲をそそります。
パパッと作れて、ついお酒が進みますよ。

材料（1人分） 
・ゆで卵……1個
・長ねぎ……10㎝
・ごま油……小さじ2杯
・めんつゆ（2倍濃縮）……小さじ2杯
・コチュジャン……小さじ1杯
・酒……小さじ1と１/2杯
・砂糖……小さじ1杯
・にんにく（すりおろし）……小さじ1/2杯
・塩こしょう……少々
・白いりごま……お好みで

作り方

1. 材料の準備をする

ゆで卵は縦6等分に切り、長ねぎは小口切りにします。

耐熱容器にごま油、めんつゆ、コチュジャン、酒、砂糖、にんにくすりおろしを加え、ラップをして電子レンジ600Wで30秒加熱します。

2. 皿に盛り付ける

ゆで卵を皿にのせます。

加熱した調味料に長ねぎを混ぜ、ゆで卵の上からかけたらできあがりです。

「エッグスチーマー」を使ってよかったこと

エッグスチーマーを使うと、ゆで卵が手軽に作れました！

できあがったゆで卵をカットすると、黄身が真ん中にありきれいな状態。
水の量を変えれば、半熟卵も固ゆで卵も調節できます。

計量キャップは水を量るだけでなく、穴あけピンが付いているのもGOOD。
あらかじめ卵に穴を開けておくと、殻が剥きやすかったです。

コンパクトなのでキッチンに置きやすく、コンロやレンジをふさがないのもポイント。
副菜やトッピングなどゆで卵1個だけ欲しい場合も多いため、同時に調理したいとき食事の準備がスムーズにできると思いました。

気になったこと：加熱終了後は時間を置かず電源オフに

加熱が終わると、はっきりしたブザー音で教えてくれます。
電源スイッチを切らないと、ブザー音とともに加熱も続く仕様です。

水受けトレイは、水や卵の殻から出たカルシウム成分が付着することがあります。
焦げ付きを防ぐためにも、音が鳴ったら電源スイッチを消すようにしましょう。

すぐに電源を切れば、付着した汚れは水を含ませた布で簡単にふき取れますよ。

失敗知らず！ひとり暮らしにも最適な「エッグスチーマー」

レコルト「エッグスチーマー」は、ゆで卵1個が手軽に作れる調理器具です。
少量の水で電源ボタンを押すだけで、約10分ほおっておけば完成します。

お手入れも簡単で、場所を取らないコンパクトな設計。
ひとり暮らしの方や、トッピングやタルタルソースなど、ゆで卵が1個だけ欲しいときにとても便利です。

エッグスチーマーを取り入れて、効率的にゆで卵を作ってみてはいかがでしょうか。

レコルト「エッグスチーマー」￥3,300